ご飯茶碗について |
ご飯茶碗は江戸時代中期頃までは木で作られた椀を使っていましたが、磁器の普及にともない今のような陶磁器のご飯茶碗を使うようになりました。 いつの時代でも、ご飯茶碗はほとんど毎日使い、現在ではそれぞれ自分専用の茶碗があるように一番身近な食器といえます。だからこそ自分にあった好みの茶碗でおいしいご飯を食べたいものです。 最近、食育という言葉を耳にします。いつからなのでしょうか、人にとって一番大切な食べること、食べる喜びを忘れてしまったのでしょうか。朝と晩でご飯茶碗を変えてみる。そんなちょっとしたことで会話も生まれます。ハレの日だけの特別な茶碗や食器を持つ幸せ、季節にあわせて使う心のゆとり。いろいろな場面にあわせて使って見て下さい。楽しみながら食べることは、人を育てます。 |