天目ご飯茶碗の大よりも円の直径が2cmほど小さいサイズで、高さは0.5cmほどしか違いません。また全体の絵柄も大体同じような表現になっています。雪の降る山里の冬の夕げをイメージし、油滴天目の鉄による結晶を雪に見立てて、釉薬は鉄の結晶があまり強く出ないように鉄分をひかえ、さらに焼成にも変化をつけて焼きました。 |
高台の形は冬の一家団欒をイメージしてこたつの形を表現していますので、茶碗を伏せた時に少し持ちにくいかもしれません。こたつの上にあるみかんの絵は赤土で象嵌して描き葉っぱを銅緑釉でみかんと高台まわりを夕彩釉で彩色して、あたたかさをだしてみました。 |
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ご飯茶碗は、食器の中では一番身近なものかも知れません。ですからこそ、使いやすさと持ちやすさを重視して作っています。 どうぞ他のご飯茶碗もご覧下さい。