この徳利は、唐津の土に天然の藁灰で調合した藁灰釉と、鉄釉を上下に掛け分けた、朝鮮唐津の徳利です。容量は320tで二合弱入ります。藁灰釉の釉調は、真っ白ではなく温かみのある発色です。しっとりと落ち着いたつやがあり、変化に富んだ徳利かと思います。 |
藁灰釉と鉄釉がきれいに溶けあって流れ、朝鮮唐津特有の茶や青色に発色して見所になっています。 |
高台は大きく土見せにしてあります。高台中央に小さな突起のある兜巾(ときん)高台で、ざっくりとした温かみのある高台かと思います。 |
下方がふっくらとして安定感のある徳利です。きれいな釉の流れを楽しみながら一杯どうぞ。 |
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ひとつひとつ、徳利としての注ぎやすさと、酒の切れ、握ったときの心地よさを考えて作りました。
酒器セットなど同種のもので揃えるのもいいですが、今日はこの徳利、明日はこのぐい呑みと、違った種類の徳利やぐい呑みを取り合わせてみるのもお酒の楽しみのひとつではないでしょうか。
伝統的なものから新しいものまで自分の好みに合わせてお楽しみ下さい。どうぞ他の徳利もご覧下さい。