350ccの缶ビール一本が、ちょうど入る大きさのビアカップですが、泡が良く立ちますので350cc全部を入れると泡であふれてしまいます。細かいクリーミーな泡がきれいに立つように釉面が凸凹で小さなピンフォールの出やすいマット系の白釉を全体に掛けてみました。中央には夕彩文と山並み文を施してカップが手から滑り落ちにくいようにしてあります。また全体の形もビールの香りや泡が逃げないように樽型にしてみました。 |
高台は三角形で夕彩釉を掛けてあります。 |
口縁は高低さの割りとある山並みの口作りですが、見た目よりはすうーと飲めて意外に口あたりが良く、飲みやすくできていると思います。 |
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ビアカップを作る時は、クリーミーな泡立ち、すぐに消えない泡、逃げない香り、口あたりや手に取った時の心地良さなどの使用感を特に大切にしながら、土の味わいがでるよう、心がけて作っています。
陶器のビアカップはビールの味わいをさらに深いものにしてくれるでしょう。ゆったりとした贅沢な大人の時間をぜひお楽しみ下さい。
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