織部葡萄文徳利／陶器販売のたぬき窯

 陶器作品名　織部葡萄文徳利

織部葡萄文徳利の反対側

この織部の徳利は、銅緑釉を掛け分けて正面の窓に長石釉を施した織部徳利です。 釉調は深い緑でつやのある落ち着いた緑色に発色しています。徳利の正面にはあえて釉だれをつくってみました。 鬼板（褐鉄鉱）を筆にたっぷり含ませて筆をさっと走らせ、竹串で彫って葡萄の絵を描いてみました。また徳利の首には葡萄のつるをイメージしてぐるっとひとまわり描いてみました。

織部葡萄文徳利の側面

徳利の胴体部分の二箇所には土を丸めて陶印を押して、耳を付けてみました。徳利が熱い時や、すべり止めとして持ちやすいかと思います。

織部葡萄文徳利の高台

大き目のしっかりとした高台です。貝を高台の下に敷いて焼きましたので緋色がほんのりと出ています。

織部葡萄文徳利の注ぎ口

下方が広くなっていて落ち着きのある徳利かと思います。じっくり腰を据えてお呑みください。

パソコンの環境により実物とは色など異なる場合がございますが
あらかじめ御了承下さい。

写真の現品をお送りいたします。

この織部葡萄文徳利には桐箱が付いています。

桐箱は受注生産になりますので一週間程お時間をいただいております。
お急ぎの方は桐箱なしでも発送できます。（エアーキャップなどの緩衝材のみの梱包です。）

箱書きをご希望の方は、ご注文時に箱書き希望とお書き下さい。

作家名・作品名（上記の場合は織部徳利)を桐箱上蓋に墨書きします。
字は上手くありませんが、それでもよろしければ丁寧に心をこめて書かさせていただきます。
墨を乾かすのに２日ほどかかります事をご了承下さい。

電子レンジでのご使用は可能です。但し、長時間でのご使用は徳利自体が
高温になり危険ですし、亀裂が生じる場合もございますのでお控え下さい。

酒好きの私は毎日一分ほど電子レンジでチンして呑んでいます。

食器洗い機でのご使用は、陶器同士がぶつかり合ったりしますと破損したり、ヒビ割れの原因になりますのでご遠慮ください。

ぐい呑み・徳利などは酒がしみ込むことで釉がとろっとして趣のある表情に変化します。
水かまたはぬるま湯で、手ですすぐことをお薦めします。

織部葡萄文徳利以外にも色々な徳利があります。

ひとつひとつ、徳利としての注ぎやすさと、酒の切れ、握ったときの心地よさを考えて作りました。

酒器セットなど同種のもので揃えるのもいいですが、今日はこの徳利、明日はこのぐい呑みと、違った種類の徳利やぐい呑みを取り合わせてみるのもお酒の楽しみのひとつではないでしょうか。

伝統的なものから新しいものまで自分の好みに合わせてお楽しみ下さい。どうぞ他の徳利もご覧下さい。