鉄釉蜻蛉絵ぐい呑みの詳細／陶器販売手作りのぐい呑み

鉄釉蜻蛉絵ぐい呑みの詳細

鉄釉蜻蛉絵ぐい呑みお買い上げありがとうございました。
鉄釉蜻蛉絵ぐい呑み（反対側）

この鉄釉蜻蛉絵ぐい呑みは、つやのある黒色系の鉄釉を掛け流したぐい呑みですが、真っ黒ではありません。黒色の中に茶緑のスジが漂って景色をつくっています。鉄釉を掛け分けた窓には長石を単味でかけ雲を表現してみました。

高台は野原の　のの字の形をもした付け高台でのの字高台と名付けました。のの字を小枝に見立てて、鉄絵で蜻蛉(とんぼ)を描き、夕彩釉で夕暮れを表してみました。

戦国時代の武将のなかには、兜(かぶと)の意匠に蜻蛉(とんぼ)を取り入る人がいました。これは蜻蛉が後ずさりすることなく、常に前に飛び続けるという習性を戦に重ねて吉祥的な象徴として好んだからです。また勝虫とも呼ばれるなど、蜻蛉は古来より吉祥的なものとされてきました。

ぐい呑みを作る時は、口あたりの良さと、手に取った時の心地良さを大切にしながら、使用している土の味わいがでるよう、心がけて作っています。

趣味の時間ともいえる晩酌タイム。心地よいお酒の時間を楽しむために、是非自分の好みに合ったぐい呑みを探して見て下さい。黄瀬戸や唐津などの伝統的なぐい呑みからオリジナル釉の個性的なぐい呑みまであります。どうぞ他のぐい呑みもご覧下さい。